ウォーミングアップで体温を高め、脂肪燃焼効果を上げる

ウォームアップで体温を高め、脂肪燃焼効果を上げる

運動を行う上で、負荷の高い無酸素運動をするのであれば、ウォームアップ(ウォーミングアップ)が必要ということは誰もが直感的にわかることだと思いますが、有酸素運動などダイエットを目的にした軽い運動であってもウォームアップはするべきです。

有酸素運動は比較的強度の低い運動なので、いきなり運動を始めてもそれほど危険はありません。
しかし、有酸素運動を始める前にウォームアップしておくと脂肪燃焼を促進することも可能なんです。

ウォームアップは、運動による怪我の予防のために行われると考えられがちですがそれだけではありません。
もちろん運動による身体・心臓への負担の軽減、筋肉や関節を動かしておくことで体をほぐし怪我を未然に防ぐ目的もありますが、ダイエットの面においても体を温めておくことで脂肪燃焼がスムーズに行われるというメリットがあります。ウォームアップによって体温を上昇させることでダイエット効果を促進させることができます。

自転車ダイエットに効果的な運動時間」でも紹介していますが、脂肪を燃焼させるメカニズムは複雑で、運動を始めてすぐに脂肪が燃焼され始めるものではありません。脂肪をエネルギーとして利用できるようになるまでにだいたい15〜20分の時間が必要と言われています。

有酸素運動と言えども脂肪を燃焼させるまでに一定の時間が必要になります。最初の15〜20分は高い脂肪燃焼効果は期待できないため、この時間はウォームアップに当てるとより効果的です。

また、軽い運動やストレッチによって筋肉を緩め血液の流れを良くすることで、有酸素運動に必要な酸素や脂肪酸の筋肉への供給の効率化も図れると考えられます。準備運動不足の状態でいきなり強度を上げても最大のパフォーマンスは期待できないのでしっかりとウォームアップを行うようにしましょう。

有酸素運度を20分ほど行っている人はウォームアップにかける時間をもったいなく感じるかもしれませんが、しっかりと準備運動を行い身体を温めておけばその後の運動がより効果的になるんです。

これから運動をしよう!という意識も高まるのでぜひ取り入れていきましょう。
どんなスポーツ、どんな運動であれ、運動を始める前のウォームアップは大切です。

準備運動やストレッチの他に、運動前に身体を温める方法として、お風呂に入ったり、暖かい飲み物やコーヒーなどを飲んだり、代謝を高めるサプリメントなどを摂取するのも効果的です。

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