脂肪燃焼効果を上げる「痩せるライディングフォーム」を身につけよう!

脂肪燃焼効果を上げる「痩せるライディングフォーム」を身につけよう!

無理・無駄のないフォームを身につければ、故障せずに長く乗り続けることができます。
結果的にダイエットを成功に導いてくれます。
自己流は怪我のもと。今すぐ確認してみましょう!

初心者向け楽に走れるライディングフォーム

スポーツバイクはママチャリなどと違い、サドルの前後の位置や角度、ハンドルの高さまで細かく調整することができます。自転車をより自分の体にフィットさせることができます。
ただし、自分にとって快適なフォームというのは一発でジャストフィットすることはなかなかありません。
何度も走りながら調整を繰り返したり、ショップなどで詳しい人にアドバイスを受けながら調整するのもおすすめです。

ここでは、初心者向けの基本ライディングフォームを紹介します。

目線

あごを引き、やや上目遣いで前方を見ます。
遠くや近く、路面状況などに満遍なく注意を払いましょう。

背中

猫背にならないように自然なアーチを描くように曲げます。
力まずにリラックスすることが大切。

腕・ハンドル

突っ張らずに肘にゆとりを持たせます。
肘が外側に開かないように注意しましょう。

ハンドル調整のコツ

上半身と腕の角度を90度に保ったまま、上体を前傾させていき、上体の角度が地面に対して45度くらいになったときに腕の先にハンドルがあるのが理想です。
ただし、これはあくまでも運動効率を考えた理想のフォームなので、初心者の方はもう少し上体を起こした楽な姿勢から始めるといいでしょう。
上体を起こせば、視界が広がり、周りを見渡せ、首や肩の疲れも少なくなるので、結果的に長く楽に走れるようになります。

お尻

サドルにどっしりと座ります。
操作が安定し、パワーが無駄なく自転車に伝わるようになります。

膝・サドル

ペダルがサドルから最も遠い位置にあるときに、膝が少し曲がる程度にサドルの高さを調整します。
力の伝達効率を上げ、膝への負担も少ないです。

サドル調整のコツ

サドルに座り、ペダルをサドルから最も遠くにした状態(ペダルが下にある状態)で、カカトがペダルに触れる位置が理想です。
ただし、これはあくまでもペダリング効率を重視した高さなので、サドルに座った状態では足が地面に届きません。初心者の方はもう少しサドルを下げサドルに座ったままでも地面が足が着く程度の位置から始めるといいでしょう。

また、サドルの前後位置はペダル(クランク)を水平にして、膝の皿の裏側から垂直に下ろした線がペダルの軸を通るのが基本です。

サドルは高さを上げれば膝は伸び、膝の皿は後ろへ下がります。サドルを下げれば、膝は前に出ます。サドルの高さと前後位置は同時に調整を行いましょう。

ペダルの軸に、拇指球が当たるように足を置きます。
ペダルを漕ぐ力が最も効率よく伝達できます。


これらが、自転車に乗るときに効率の良いライディングフォームです。
このフォームは体に無理のかからないフォームであり、安全に長く走るためのフォームです。
つまり、運動効率を上げる、脂肪燃焼効果の高い痩せるライディングフォームでもあります。
そして、なにより見た目にもいいです。
どうせ乗るなら、自転車はスマートに、そしてかっこよく乗りたいですよね!

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