自転車用ヘルメットの選び方

自転車用ヘルメットの選び方

ヘルメットは転倒や事故から頭を守る重要なアイテム。
普通に自転車に乗っている分には被る人は少ないですが、スポーツバイクに乗るようになると車道を走ったり、長い下り坂を走る機会も増えてくるもの。いざという時に命を守ってくれるものなのでヘルメットはなるべく被りましょう。

ここではヘルメットの選び方とヘルメットの種類を紹介していきます。
ヘルメット選びの参考にしてください。

自転車用ヘルメットの選び方

頭の形はそれぞれ個人差があるので、初めての場合は通販で買うにしてもできるだけショップでフィッティングを行うことをおすすめします。

1.頭の形とサイズ

ヘルメット選びで一番重視する点はサイズ感やフィッティングです。
形やサイズの合わないヘルメットを長時間被るのは苦痛なだけでなく、頭痛など体調不良を起こす可能性もあるのでここは最重要項目です。

頭の形

頭の形は人それぞれ違いますが、大きく2タイプ分かれます。
東洋型と欧米型です。
東洋型は横幅が広く、欧米型は横幅が狭い。
外国人の顔が小さく見えるのは欧米型の頭をしているのもあると思います。

東洋人とも呼ばれるように日本人の頭の形は東洋型が多いため、横幅が広いです。
横幅はヘルメットの構造上調整が利かない物が多いため頭の形に合った物を選ぶ必要があります。

ヘルメットメーカーには特徴があるため、自分の頭の形に合ったヘルメットを選ぶようにしましょう。

東洋型向き:OGKカブト・LAZER
欧米型向き:GIRO・MET・ルイガノ・BELL

だいたいこのように分かれています。

特にOGKカブトは国内メーカーのため日本人向けに設計されており、性能やフィット感が高く国内での人気はダントツです。
ちなみに管理人はLAZERを使っています。

頭のサイズを測ろう

ヘルメットにもサイズがあります。
ショップで購入する場合は実際に被ってフィット感を確かめれば良いですが、通販で購入する際はしっかり自分の頭囲(頭の周囲の長さ)を測っておきましょう。

眉毛の上から耳の上を通るラインで一周のサイズを量りましょう。
それがあなたの頭のサイズです。

日焼け対策やズレ防止のためにキャップやバンダナ、ヘッドバンドなどを着用する場合は少し大きめのヘルメット、または調整が効くヘルメットを選んでおきましょう。

2.見た目がかっこいい・かわいい

ヘルメットも見た目から入っても良いですが、やっぱりサイズの合う物を選ぶことが重要なので2番目にしました。
自転車の選び方では1番に挙げていますが、やっぱりここは重要です。
どうせならデザインの良いものを購入し、カッコ良く走りたいものです。
自分の頭にピッタリ合うものの中から気に入ったデザインの物を選びましょう。

モデルによってはカラーも豊富に用意されています。カラーはウェアや自転車の色に合わせて選ぶのがトレンドです。白や黒はどの色にも合わせやすくおすすめです。

ヘルメットの種類

ヘルメットは用途に応じて、ロード用、MTB用、DH用、BMX用と大きく4種類があります。
クロスバイクやロードバイクに乗る場合はロード用かMTB用、または街乗り用のヘルメットを選ぶと良いでしょう。

安いものは5,000円ほどの物からあり、高い物では40,000円弱と幅広いです。
サイズ感をしっかり確かめ、通気性や軽さ、デザインの良い物を選びましょう。

ロード用・MTB用

軽くて空気抵抗が少なく、長時間のサイクリングや高速走行時でも疲れにくい構造になっています。
最近ではタイムトライアル用ではなく、ロード用として空力特性に優れた通気口のないエアロヘルメットも販売されています。夏は多少蒸れるかもしれませんが、日焼け防止、冬の寒さには良いかもしれません。
ロード用との違いはほとんどありませんが、バイザー脱着可能な製品が多いです。
公道などを走る分にはバイザーは特に必要ありません。

商品名 価格(定価) 詳細
FIGO(フィーゴ)|OGKカブト OGKカブト
FIGO
6,500円 日本人の頭部形状に合わせて設計されたヘルメット。ノンジャンルの気軽なシンプルデザインでレース対応、ライト装着可能なオールマイティモデル。
REGAS-2(リガス2)|OGKカブト OGKカブト
REGAS-2
13,500円 日本人の頭部形状に合わせて設計されたヘルメット。本格志向からビギナーまで。最適なフィット感と機能性を備えたモデル。細身のシルエットを実現した女性専用モデルもあります。専用バイザー付き。
SAVANT(サバント) |GIRO GIRO
SAVANT
13,500円 日本人にも被りやすいアジアンフィットモデル。RocLoc5システムにより常にジャストフィット、軽量でインモールドの耐久性があるオールラウンドモデル。
AIR ATTACK(エアーアタック)|GIRO GIRO
AIR ATTACK
29,500円 空洞実験から得た空力特性に優れたエアロヘルメット。フィット感、快適さ、クーリングパワーも高く、通気性に優れたヘルメット。

ヘルメットの中にサイクルキャップやバンダナ、ヘッドバンドなどを被ることでヘルメットのズレ防止、日焼け、直射日光や雨を防ぐことができます。

商品名 価格(定価) 詳細
サイクリングキャップ サイクルキャップ ヘルメットの中にサイクルキャップを被ることで直射日光や雨から頭部や目を守ることもできます。また、ヘルメットで乱れる髪を防いだり、ヘルメットのズレ防止にも効果的です。

街乗り用

ロード用、MTB用などスポーツタイプのヘルメットがデザイン的に好みじゃない。そんな方には普段着に溶け込むシンプルでおしゃれな街乗り用ヘルメットも良いかもしれません。

商品名 価格(定価) 詳細
Metronaut(メトロナート)|ABUS ABUS
Metronaut
11,000円 一見するとヘルメットには見えない帽子(キャップ)の様なヘルメット25箇所のベンチレーション(通気口)を持ち、軽量で通気性も高い街乗りライクなサイクルヘルメット。
REVERB(リバーブ)|GIRO GIRO
REVERB
8,500円 街乗りシーンにマッチするシンプルデザイン。軽く、高いフィット性と通気性を備えたおしゃれな街乗りヘルメット。着脱可能なサイクリングキャップスタイルのバイザー付き。
ASPECT(アスペクト)|GIRO GIRO
ASPECT
25,500円 ジロのカジュアルラインのハイエンドモデル。街乗りにも使いやすいシンプルデザイン。着脱可能なバイザー付きで直射日光や雨からも頭部や目を守ってくれます。カラーも5色展開。

週末のロングライドなど長距離の走行を考えるならロード用ヘルメットがおすすめ。というより一番失敗がありません。
ロード用のヘルメットに抵抗がある場合はツバ付きヘルメットもおしゃれです。


ヘルメットは転倒時に頭を守るだけでなく、ヘルメットを被ることで車からの視認性も上がります。そのため未然に事故を防ぐ効果も高いです。
他にも夏は直射日光を防げます。顔の日焼けや頭部への紫外線も防ぐことが可能です。
今のヘルメットは驚く程軽く、通気性も高いので安全でありながら快適に走ることができるようになります。

このページの先頭へ