自転車ダイエットに効果的な運動強度と心拍数
ダイエットのために自転車に乗っていると、ついつい一生懸命ペダルを漕いでしまいがちです。
なるべく頑張った方が運動になると思うのは当然かもしれませんが、運動には脂肪を燃焼させやすい運動強度というものがあります。
それがダイエットに適した有酸素運動と呼ばれるものです。
自転車ダイエットに取り組む際は、この有酸素運動域で軽く長く運動を行うのが最も脂肪燃焼効果が高いとされています。
心拍数で見る脂肪燃焼しやすい運動強度
脂肪を燃焼させやすい有酸素運動には目標心拍数という目安があります。
目標心拍数は人によって違うため、自分の目標心拍数を求めることで、脂肪燃焼に最適な運動強度を見つけることができます。
有酸素運動域は最大心拍数の50~65%の心拍数とされています。
運動強度は高すぎても低すぎても思うような効果を得ることはできないので、有酸素運動に適した運動強度で行う必要があります。
では、これを元にあなたのダイエットに適した心拍数を算出してみましょう。
計算式は以下の通りです。
最大心拍数×運動強度=目標心拍数
例:30歳の方の場合
(220ー年齢)×0.5~0.65=95〜123.5
となります。
つまり、30歳の方のダイエットに適した心拍数(有酸素運動域)は95~123.5ということがわかります。
有酸素運動域の目安
自転車ダイエットに取り組む際はこの有酸素運動域の心拍数で運動を続けることが効果的です。
この心拍数を測る場合、ハートレートモニターと呼ばれる心拍数を測るためのセンサーを使用するのが最も確実で良いのですが、まだ心拍計を持っていない場合は有酸素運動域の目安を知っておきましょう。
ひとつの目安として、運動しながらでも普通に会話ができたり、歌を口ずさみながら走れる強度がだいたい最大心拍数の50~65%の運動強度です。
有酸素運動をしてみるとわかるのですが、最大心拍数の50〜65%の運動強度というのは想像しているよりもずっと楽な強度だと思います。
「これで効果あるの?」
最初はそう思ってしまいがちですが、頑張りすぎないように有酸素運動の強度を守り、コツコツとダイエットに励みましょう。
もう少し正確に測りたいと思った時は、首の頸動脈に触れて脈をとるのがバランスを崩しにくくおすすめです。