軽いギアでペダルをクルクル回すのが自転車ダイエットの基本

軽いギアでペダルをクルクル回すのが自転車ダイエットの基本

自転車を前に進ませるために必要な力は回転力です。
ペダルは踏むのですが、回すイメージで足を動かすのがポイント。

「ペダルは踏むものではなく、回すもの」
これを覚えておきましょう!

重ギアは筋肉に、軽ギアは心肺に負荷がかかる

重いギアでの低回転と、軽いギアでの高回転とでは、それぞれ身体にかかる負荷に違いがあります。
重いギアでの低回転は筋肉への負荷が高くなるため、筋肥大により脚が太くなる可能性があります。
軽いギアでの高回転はペダルを回すのには心肺機能を使うため心拍数が上がりやすくなります。

また、重いギアを踏む時に使う速筋は長続きせず、回復しにくいのが特徴です。そのため、自転車ダイエットを行う際は、長時間維持しやすい遅筋を使い有酸素運動強度まで心拍数を上げて走るのが理想なんです。

この速筋と遅筋の切り換えの目安が70回転前後と言われており、自転車ダイエットを行う際は1分間に70回転以上を意識して軽いギアをクルクル回すのが基本になります。

理想の回転数(ケイデンス)は90

自転車のペダル回転数(ペダルを回す速度)のことをケイデンスと言います。
ケイデンス100と言われれば、一般的に1分間にペダルが100回転する速さのことです。

自転車ダイエットに取り組む際は、まずは平坦路をペダルの回転数を一定に保ちながら走ることから始めましょう。このときのペダルの回転数の理想は1分あたり90回転です。

数字にしてもはじめは実感がわかないはずです。
90回転という数値はママチャリなどに乗っている時と比べてかなりの高回転です。
(多分ママチャリは高い人でケイデンス50くらいじゃないでしょうか)

正確なケイデンスを測るためにはサイクルコンピューターのケイデンス計測機能があるものを使うのがおすすめですが、まだ持っていないという場合は、1秒間に1.5回転回る速さが90回転です。

慣れないうちは70〜80回転前後からはじめましょう!

理想は90回転と言いましたが、初心者の方やペダリングに慣れていない方にとって90回転はかなりの高回転に感じるはずです。まずは、70〜80回転を目安にペダルを回す感覚を掴んでいきましょう。

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