基礎代謝を上げる、太りにくく痩せやすい体作り

基礎代謝を上げる、太りにくく痩せやすい体作り

私たちの体は、眠っているときでも生命維持に関わる活動をし続けています。
心臓は鼓動し、呼吸は止まらない。これこそが基礎代謝です。
この代謝を高めることで、脂肪燃焼効果を格段にアップさせることができ、ダイエットをより効率化させ、太りにくい体へと変わっていきます。

カロリー消費を促す3つの代謝

基礎代謝を含め、特別な運動をしていなくても消費される代謝は3つあります。

1.生命維持に必要な基礎代謝

上で話した代謝こそがこの基礎代謝です。
基礎代謝量は年齢や性別によって異なりますが、体の状態によっても大きく異なります。
筋肉が多ければ基礎代謝も多くなり、何もせずとも消費するエネルギーが多くなります。
そして、筋肉を動かすことで血行が促進され、脂肪細胞に酸素が行き渡り、余分な脂肪をどんどん燃焼させるという好循環が生まれます。

2.運動や日常生活に必要な活動代謝

人によって個人差が大きいのがこの活動代謝です。
日常生活のちょっとした行動で消費カロリーに大きな差がつきます。

例えば、通勤を自転車にする。階段を使う。座らない。この日常のちょっとした選択で大きな差が生まれます。仮にこの僅かな行動で1日50カロリーの差が出るなら、1年で18250カロリーの差が生まれることになります。ダイエットは日々の積み重ねなので、この僅かな差が大きいんです。

3.食後や運動後に熱を生産する食事誘発性熱産生代謝

食べ物を食べたり、運動時に体が熱くなるのも代謝の働きです。
消化管の作用と、栄養素のための熱量の生産が高まり、何もしていなくても体が温かくなるのはこのためです。

ダイエットの効果を上げる基礎代謝と活動代謝

これらの代謝で、意識的に上げられるのが、①の基礎代謝と②の活動代謝です。
特に総消費エネルギーの約6〜7割を占める①の基礎代謝量は筋肉をつけることで格段に上がります。
実は一般的に運動による消費エネルギーよりも、この何もしていない状態で消費される基礎代謝のエネルギー量の方がずっと多いんです。

こういった体を手に入れるために、有酸素運動を行ったり、適度な筋トレをするのがおすすめです。
つまり①の基礎代謝を上げるために、②の活動代謝を上げながら体を作っていくのが自転車やジョギングをはじめとする運動によるダイエットです。

そして自転車は脚だけに思われがちですが、全身を使った運動のため非常に効率が良く、全身の筋肉も引き締める効果があるんです。

このページの先頭へ