自転車を通販で買った後にチェックしておくべきこと
通販で自転車(完成車)を購入する場合、ほとんどの通販サイトが専門の整備士に手によってしっかり自転車を組み上げ、点検した上で納車してくれます。
納車と同時にすぐに乗れる状態で届けてくれるところが多いです。
入念なチェックのもと組み上げられているので基本的には問題ないはずですが、配送中の揺れなどで締め付けが緩んだりする可能性は決してゼロではありません。
納車後、走り出す前に最低限以下のことをチェックするようにしましょう。
30秒でできる自転車点検
全体チェック
自転車を10cmほど持ち上げて落とします。
何を見ている?
異音がしないかを判断します。
「ガチャガチャ」
何か変な音がする?
そんなときは何らかのトラブルが発生している可能性が高いです。細かくチェックを行い、トラブル個所を判断しましょう。
主にハンドル周り、パーツの緩みなどから異音が発生することが多いです。
自分でメンテナンスできない場合は近くの自転車屋さんに持ち込み、点検してもらいましょう。
部分チェック
ブレーキ
ブレーキのトラブルは事故に直結します。
引きしろと固さをチェックして、効き具合を確認します。
多少の引きしろ(あそび)があると良いでしょう。
初めての方にはブレーキの調整は難しいと思います。最初はショップへの持ち込みが無難です。
クイックリリース
タイヤとフォークを連結させる部分のことをクイックリリースと呼びます。
(クイックレリース、クイックレリーズとも呼ばれる)
クイックリリースの緩みは脱輪の可能性があり大変危険です。
走行中にタイヤが外れたら大変ですよね?
必ずチェックしておきましょう。
主にこの3つ(全体チェック+部分チェック2つ)の点検をすればとりあえずは問題ないでしょう。
あとは、タイヤの空気圧などをチェックし、乗り心地を調整すると良いでしょう。
特に自転車の全体チェックとブレーキの効き具合の確認は簡単にできるので毎回乗る前にチェックを行うようにしましょう。
少しでも不安を感じたら自転車屋さんへ!
少しでも違和感を感じたり、判断が難しいと感じた時は念のため一度ご近所の自転車屋さんへ持ち込みましょう。
不安を抱きながら自転車に乗るのも嫌ですしね。
簡単な点検であれば、数千円程度で行ってくれるショップが多いでしょう。
自転車はあなたの命を預ける乗り物です。
ここをケチって大けがをしてしまってはむしろ高くつきます。通販で自転車を安く買えたのであれば点検に多少お金を使ってもおつりは返ってくるはずです。
最低限の点検は怠らないようにしてください。
また、もしものときのためにヘルメットなどの購入・着用をおすすめします。